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日本の医療インバウンド事情

医療ツーリズム,インバウンド,アンチエイジング

今回は少し志向を変えてインバウンド情報をお知らせしようと思っています。

もちろん僕が関係しているのは医療インバウンド

いわゆるメディカルツーリズムのことです。一般の方にはまだあまり馴染みはないと思いますが、日本の医療制度、そう国民皆保険制度は世界的に見て大変成熟充実した、いい保険制度だとは思いますが、外国の方からするととても変わった制度に見えるようです。

事実、日本の医療レベルは世界的に見ても大変高いと思いますがなかなか治療に訪れる外国人はいません(これにはlanguage 日本語しかしゃべれない日本人がほとんど、ほとんどの日本人が英語もしゃべれない、という現実も影響があると思います。高島、現在英会話猛勉強中)

海外、とくにメディカルツーリズムで有名なタイのバンコクにある海外からの患者用病院などはその1階に各国語を話すコンシェルジュが何人も待機するホテルのフロントのようなコーナーがあり、そこからチェックインならぬ、入院が、直接できます。

 

医療ツーリズムは、課題が山積み!!

しかしながら、日本の病院に外国人が行っても、いきなり入院なんてできません。もちろん診察すらできません。

外国の人からすれば、これはなぜなのか、大変困惑するようです。

ですから、外国からの患者さんを受け入れるには、外国人の患者に対して説明をきちんとして、システムを説明して、また、言語の問題をクリアして、、、、その言語の問題をクリアするのに、医療通訳をつけるのですが、この通訳の訳し方で、トラブルも急増、、、!!!!

まあとにかく、大変なこといっぱい!!

ですが、この沈んだ関西を元気にする、観光資源としての“医療”を確立すべく、失敗ばかりを繰り返しながら、上海万博以来ずっと、この医療ツーリズムをはいつくばって続けてきました。

一部の方が思っておられるような“医療ツーリズムは儲かる”的な話もよく聞きますが、そんなに言うなら “あんたがやったら!”  です。

この12年でずっと医療インバウンドを続けてきているのはたぶん僕以外にいません。

どうしてやめたのか、やめた人に聞いてほしい。そりゃやめるわ、の世界。

ではどうして僕は続けているのか。それは次回のお楽しみ。(笑)

 

 

 

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