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熱中症・・・みなさんは大丈夫ですか?

こんにちは、高島正広秘書の坂本です。梅雨の体調不良について原稿をせかしていたものの、すでに梅雨は明けてしまい、この猛暑・・・。
そこで、急遽熱中症について先生にお聞きしました。

熱中症とは、体温の上昇(うまく体温調節のための機能が働かない、もしくは機能は働いていてもそれをオーバーする体温の上昇がある)と脱水で身体にさまざまな症状が現れる状態のことです。水分が足りずに(血液が濃縮されたり、そのような血液の濃縮で脳梗塞を起こすリスクも跳ね上がります)起こる様々な症状に加え、必要なミネラルが失われてけいれんやこむら返りなどの症状が出ることもあります。

つまり熱中症とは周囲の気温の上昇や過度の運動により、体温が上昇して発生する健康障害のことで、脱水により体内の電解質(ナトリウム、カリウムなど)のバランスが崩れたりすることでも発症する、結構ヤバい症状を呈する一連の病態で、青少年と中高年に多いとされていますが、僕の行ってるゴルフ場では毎年夏には必ずと言っていいほどキャディーさん(女性)の誰かが熱中症になってます。

てか、当たり前、めっちゃ暑い服装に、(我々)下手なゴルファーの指示でクラブを持って走り回り、ゆっくりする暇もない、水分補給も十分できず、また次のホールへ、、、、、これを毎日繰り返す!!
キャディーさんだってたまには深酒飲みすぎることもある!体調の悪い日だってある!!
過酷な仕事だ、キャディーさん!!!
いつも感謝しています!!

熱中症にかかりやすいのは、、、、

体が暑さに慣れていない時期(夏の初め頃や梅雨の合間など)に急に暑くなった日(つまり今です)や、湿度が高く風の弱い蒸し暑い日にスポーツをすると、気温があまり高くなくても熱中症にかかる危険性があります。また、体調があまりすぐれないとき、特に二日酔いのときに無理をするのも禁物です。(反省)
熱中症というと、ゴルフのように日ざしのある屋外で発生するイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、室内にいても、熱中症になることが十分あります。

発生原因としては、屋外での熱中症と同様、

  1. 環境:室温や湿度の高さ、風通しの悪さ
  2. からだ:乳幼児や高齢者、体調不良
  3. 長時間の作業、水分補給できない状況

です。

近年の室内熱中症の発生状況(文献より)は総務省消防庁によれば、2017年から2019年の熱中症発生場所は3割から4割が敷地内全ての場所を含む住居となっており、室内での熱中症の発生も多くなっています。

室内での熱中症は、室内で過ごしている間に室温や湿度の上昇など、環境要因で起こるほか、屋外での活動後に室内で適切に体を冷やすことができず熱中症になる場合や、夜間に冷房を使用しないことで屋外の気温が下がっても室温が上がり、寝ている間に熱中症になる場合もあります。

熱中症軽症の場合はめまいや筋肉痛などが現れ、重症の場合は呼びかけに応じなくなったり、けいれんを起こすこともあるので、とにかく軽度の熱中症の時に素早く対応して、リカバーしよう!

青少年では運動が原因になりやすい(いいおっさんのクセに前夜深酒して二日酔いで頑張ってゴルフなんかやってると起こることが多い)
さらに中高年では労働環境や生活環境の問題から起こるケースが目立つ
女性より男性に多い(筋肉量が多いから熱が発生しやすいのかな、と考えられているらしいが、キャディーさんは別だ。運動量が多すぎて、男も女も関係ない、おまけに厚着。最近はワークマンの扇風機付きベストなんかも人気だが、これだけじゃあ到底足りない暑さが続いている、昨日もめちゃくちゃ暑かったが、こちらゴルファー側よりも、キャディーさんのほうが明らかに大変だとつくづく思う。

運動中などに熱中症が発生したら?これだけは覚えていてください。

「冷却」と「水分補給」が何よりも重要

運動を中止し、涼しいところへ移動する。(風通しの良い日陰、クーラーの効いている室内で安静に過ごす。足を高くして寝かせる)
衣服をゆるめ体を冷やす、塩分を含んだ水分の摂取を促す。水分補給のため「経口補水液(OS-1など)」や「スポーツ飲料に食塩を少量加えたもの(1Lに対して食塩小さじ1/2程度)」を摂取させる、回復した後もすぐに運動は再開しない。

実は熱中症の症状はコロナと症状似てるんですが、このような運動で起こった症状か、コロナかは、常識で判断しましょう!
また汗をかいた後、冷房の部屋に入ると体が冷えて風邪をひく、とはわかりきったことですが、いくらなんでも風邪症状は急には出ません。

熱中症か、風邪症状か、わかりますよね!?!

takashimamasahiro.com

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