UPDATE

猛暑の七夕に

こんにちは、高島正広秘書の坂本です。台風一過、大阪も猛暑が続いていますが、皆様体調はいかがでしょうか。
前回に引き続き、先生に熱中症についてお聞きしました。

●熱中症で救急車は呼んだ方がいいのか?

軽い熱中症であれば「冷却」、「水分補給」で回復することが多いので早めの処置がとにかく重要
特に二日酔いの人は、ただでさえアルコールの分解に水分を失っているので、脱水になりやすい。注意!
ラウンド前の飲みすぎ注意!!(自警)
救急車を要請するべきなのは「冷却」と「水分補給」をしても軽快しない場合と考えてください。
救急車の到着を待つ間も、積極的に水や濡れタオルなどで体を冷やす、とくに大きな動脈のあるところ、鼠径部とか、頸とか、を積極的に冷やしてください。
冷やしすぎはありませんが、実は冷たすぎる小売り水などの冷水は皮膚表面だけを冷やすために熱が体内深部にこもりがちなので、ちょっとぬるめのほうがいいんですよ。
症状は、その重さに生じて3種類に分けられます。
I度(軽度)めまい、筋肉痛、筋肉の硬直
II度(中等度)頭痛、気分の不快(吐き気、嘔吐)、全身のだるさ
この程度の軽症中程度は回復速いのでここまでの間にリカバーしたい!
III度(重症)意識障害、全身のけいれん、高体温

●誰でもできるI度の治療

ナトリウム含有液の経口摂取(口から摂取する方法)手軽に手に入るものとしては、市販のスポーツドリンクなど

●II度の治療となると

経口摂取あるいは輸液(点滴)による塩分と水分の補給
血液検査の異常を伴う場合は入院治療を行う
ってことになるんで、つまりは病院に連れて行けってこと
連れて行く途中も冷やしながらね!

●III度の治療 とにかくQQ車呼んで!!急ぎ!!!

●予防、再発予防方法

高温高湿度での運動や労働を避ける
水分だけでなく塩分も補給する
通気性のよい涼しい格好にし、直射日光があたる場合は帽子を着用する
体を冷やす場合には、首や脇、足の付け根など動脈が近い場所を冷やすと良い
室内で過ごす際にも空調機を使って部屋の温度を下げ適温を保つようにする

熱中症の応急処置の第一歩は、まずは運動や仕事を中断し、涼しい場所へ移動することです。直射日光を避け、風通しの良い場所もしくは冷房の効いた室内へ移動します。エアコンが入っていないところであっても、室内で風通しが良い部屋に入るだけで気温は大幅に下がります。もちろん、冷房や扇風機があれば越したことはありません。

そして、マジで高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症にかかりやすい。

通常、脳が暑いと判断すると、体は自律的に皮膚の血流量や汗の量を増やして、体内の熱を周囲に逃がそうとするが、老化が進むとこれらの増加の開始が遅れ、体温上昇に伴う増加の割合も小さくなり、そのため、高齢者は若者に比べて体の熱を周囲に逃がす熱放散能力が低く、深部体温が上昇しやすくなるうえに高齢者は温度に対する感覚が弱くなって「暑い」と感じにくくなったり、体内の水分量が減少していたり、のどの渇きを感じにくくなったりすることで、熱中症にかかりやすくなっています。自分の年齢における変化を認めましょう!

takashimamasahiro.com

UPDATE一覧 TOPページへ