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新コラムシリーズ「高島白書 発毛篇 ーファイルⅤー ~対症療法の発毛治療は~」

AGA,発毛,薄毛

高島必殺技医療治療について

まずは僕の実体験から綴っていきます。

それは忘れもしない、31,32歳くらいの浜松(浜松医大救命救急部)での出来事が始まりでした。

当時救命に所属、毎日毎日、手術とICU漬けで、ほぼほぼ人間らしい暮らしをしていなかった僕は、、、、、、、

ついに、ハゲました。過労に睡眠不足、食べるものはエサの早食い。風呂にも入らず、髪の毛ネコネコ。返り血浴びたまま、ナースステーションの休憩室で毛布にくるまって仮眠、な生活。人間のすることじゃない!!そして、、、、ハゲだけは嫌や!!! 男ならだれでもそう思います。おまけに当時は若かった。まだまだモテたい盛りのお年頃。若ハゲ・・・。

そうや、ストレスと過労をなんとかせねば、、しかし現実には、、、“ハゲるんで今日は仕事休みます”とは到底いえません。 太ってきたら食べない、運動する。しみならレーザーなどの処置、方法があるけどはげだけは治らん、治したらノーベル賞らしい、そんなにむずかしい病気(本人にとっては病気である。まさにその心境であった)どうしたらええねん。

つまり当時は薄毛に対する対症療法の発毛治療はあまり効果がない、なぜなら治療根拠が希薄だったから。そしてもう一つは、ストレスフルな地獄の救命生活。ここから抜け出すことは不可能なので、この生活をつづけながら、ハゲを治すこと。この2つの課題をもって自己流の学問はとんでもないスピードで進むのです。そしてこの学問はわたしが医学部時代に大学で習った学問ではなく、栄養学とか運動、活性酸素にストレス、睡眠などついて。これって何の学問なん??こんなことしてほんまに何になるの、ハゲ治るん??といったものばかりでした。

そうこうしているうち、どんどん薄毛のほうはおかまいなしに進み、いよいよやばくなってきました。これでは女の子とも話がでけんようになる。大阪に帰ったら(当時は浜松にいた)ひっそり暮らすしかないのか、フサフサは過去の栄光なのか、、、、ウオーーーー

とりあえずやりました。ハゲ対症療法薬ロゲイン、プロぺシア、中国の発毛剤など、手当たり次第やっても効果どころか抜け毛、薄毛がドントストップそんなとき、心無い友達(後輩)の医者仲間のひとりが、“お兄ちゃん、(当時そう呼ばれていた)あんた働きすぎやで、このままやったらアタマだけやのーて身体もいわしてまうで、ちょっと休んだら?”  “あほ、この患者の多い状態でどうやって休むねん、労働基準法がありますんで落とした指は明日手術してつなぎます、とでも言うんかーーー”“ほんだらせめてサプリメントがわりに胎盤でも打ってみたら、効くらしいでーー俺はやったことないけど” 胎盤――なんじゃそら、まじかいな。

なんでもええわ、とにかくなにごともやってみなわからん、そやけど変な病気はもらわんのやろうなー、いちかばちかやってみたるわい。 大学では習ったことも、聞いたこともない治療に少々びびりつつも、新幹線に乗り、浜松から名古屋までいき、とにかくやってみました・・・

次回は胎盤注射をした結果・・についてお話します……!!!!

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次回の更新は5月15日(月)を予定しております!お楽しみに!

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